一般不妊治療(タイミング法・人工授精)

タイミング法

タイミング法を正しく理解するために

キーワードその1 「妊娠しやすい性交のタイミングを医師が指導」

■自己流のタイミング法とは全く違います
タイミング法とは、妊娠しやすい最適な時期に性行為をもつタイミングを医師が指導します。自分なりに基礎体温表や市販の排卵チェックを使って、妊娠しやすい時期を判断する方もいます。しかし、病院で行うタイミング法は、医学的な不妊治療のひとつ! 自己流とは全く違います。受精能の高い成熟卵子の排卵を準備し、排卵時期を正確に予測するタイミング法で妊娠するご夫婦は多いのです。

キーワードその2 「体内での自然妊娠が可能なご夫婦が対象」

■男性不妊がないことが条件です
タイミング法は性行為のタイミングを医師が指導しますが、それ以外は通常の性行為と同じく、体内での自然妊娠を期待する方法です。このため、タイミング法の適応にはいくつかの条件があります。男性では精液検査の結果が正常なことが絶対条件です! 女性の場合は卵管に異常がないこと、排卵がほぼ順調なこと、もし排卵障害があっても軽症なことなどが条件になります。

タイミング指導の実際

 →「排卵モニタリングと卵巣刺激法」を参照ください。

■排卵モニタリングで排卵時期を正確に予測します
タイミング法を行う月経周期には月経終了後、排卵モニタリング(排卵を観察すること)を行いながら、排卵時期を正確に予測します。

卵巣刺激法を行う場合もあります
卵子は卵巣内で十分に成熟してから排卵するのが理想的ですが、自然な排卵の場合、未熟なまま排卵することもあります。受精能(精子と受精する力)は、未熟な卵子より成熟卵子のほうが高いのは当然! このため、タイミング法では排卵障害のある方はもちろんのこと、排卵障害のない方も成熟卵子が排卵するように手助けをすることがあります。具体的には患者さんの個人差に合わせて、クロミフェン療法またはhMG – hCG療法による排卵誘発を行います。

タイミング法は単身赴任中、仕事が多忙な夫には向かない?
●タイミング法ではスケジュールを守ることが大切です。
排卵日を予測して性交をもつタイミングを指示するのがタイミング法です。しかも、どんなに効率のよい卵巣刺激法を活用しても、排卵は約4週に1回です。こうしたことから、単身赴任中や出張が多いなど仕事が多忙なご主人には難しい面があります。その場合には人工授精を選択するのが賢明です。後述するように、海外赴任などで長く留守にするご主人の場合には、精子を凍結する方法もあります。

→精子の凍結保存を参照ください。

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