一般不妊治療(タイミング法・人工授精)

排卵モニタリング

排卵モニタリングを正しく理解するために

キーワードその1 「卵子と精子の寿命には違いがある」

■卵子の寿命は非常に短いのです
平易に寿命と表現しますが、正しくは卵子が受精能をもつ時間を指します。卵子は体を構成する細胞の中で最もサイズが大きいといわれています。しかし、排卵された卵子の寿命はたったの8~10時間! 非常に短命な細胞なのです。

■精子の受精能は数日もつ場合もあります。
一方、精子の寿命は? 卵子に比べると長命で、短い場合でも24時間は受精能を保つといわれています。

キーワードその2 「排卵モニタリングが卵子と精子の出会いを演出する」

■精子が待つほうが受精の確率は高くなります
卵子と精子の寿命に時間差があることは理解できたでしょう。つまり、受精の可能性を秘める精子と卵子の出会いを医学的に演出するには、卵子の排卵前に精子を卵管で待機させる必要があります。このため、排卵を見逃すことのないように、排卵モニタリングで排卵時期を正確に予測します。

排卵モニタリングの実際

■排卵モニタリングの具体的な方法は…
★卵胞計測/経腟超音波検査で、卵胞の大きさを測り、排卵時期を予測します。排卵は、卵胞が破れて中の卵子が出ることをいい、卵胞が直径20㎜前後になると排卵します。

★子宮内膜の観察/経腟超音波検査で、子宮内膜の厚みや性状を観察します。子宮内膜は排卵期を迎えると、ホルモンの影響によって受精卵が着床しやすいように、厚く柔らかくなります。超音波検査では、子宮内膜の着床準備状態を観察することができます。

★ホルモン検査/排卵の準備が整うと、尿や血液の中にLHというホルモンが増えます。LHは排卵を促すホルモンで、LHサージといってLH量がピークに達すると、約12~24時間で排卵が起こります。

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